★世界は2分化された!?アライアンス情報
まるで航空業界のよう。
今世界的には大きな2つのグループになりつつある!
■一番は日本でも有名になってきているepic pass。
コロラドのVailグループが中心になっているグループです。
世界60箇所のスキー場が滑れるepic passを販売中。
日本は白馬バレー・ルスツの5日滑れるリフト券がついてくるので、北米のスキーヤーたちが日本に滑りにきやすくなっています。
全てのスキー場を所有しているわけではないのですが、それでもヴェイルリゾーツとして37のスキー場を北米で運営しています。
それ以外のスキー場とはepic passでのアライアンスとなります。
購入希望の方はこちらから
■100万枚以上売れている?epic pass.
18/19シーズンに925000枚販売したとのこと。
シーズン券がこれだけ売れると言うことは、シーズンが始まる前にすでに営業は8割終わっているという経営スタイルです。
■高い一日券
北米のスキー場で、ふと朝チケット売り場に行ってリフト券を買おうとすると、100ドル以上するスキー場が多くなっています。
それは、当日売りは高く、事前発見は少し安くするスタイルが主流だからです。
日本のスキー場も見習うべき経営スタイルなのではないでしょうか?
■追いかけるIKON PASS
北米No.2と思われるのがIKON PASS。
アルテラ・マウンテングループが発行しています。
この3年、4年で急成長してきたアルテラ・マウンテングループ。
ここも拠点はコロラドにあり、ヴェイルグループの最大のライバルといえます。
着々とスキー場を買収して勢力を拡大しており、作ったのがepic passのライバルになるIKON PASS。
日本ではニセコユナイテッドが参加しました。
今後この2つの勢力の経営の仕方がどうなるのか、楽しみですね。
■スキーリゾート研究会
数年前にスキー場情報に精通しているT氏とS氏が中心になって立ち上げていた日本スノーリゾートシンポジウム。その後釜的に立ち上がったのがスキーリゾート研究会。
公益財団法人日本交通公社が主体になって運営している、スキー場経営者や関係者向けの勉強会です。
興味ある方はこちらをご覧ください。
https://www.jtb.or.jp/research/network/ski-resort/
■展示会
世界にはスキー場の関係者向け(山岳リゾート関係者向け)の展示会が二つあります。
リフトメーカーから圧雪車、スノーモービルや新しいアクティビティや機材関係、ありとあらゆる山岳リゾートに関わる機材やサービスの会社が出展します。
日本のスキー場経営者たちも、もっと行って新しい情報に触れるべきだと思います。
フランスとオーストリアで順番に開催されているので、来年はオーストリアです。
1)マウンテンプラネット(フランス)
フレンチアルプスの近くの都市、グルノーブルで2年に1回開催されています。
今年はコロナの影響で中止になりました。
次は2022年4月26日〜開催予定
https://www.mountain-planet.com/en/
2)インターアルピン
オーストリアのインスブルックで2年に1回開催されている展示会。
次は2021年4月14日〜開催予定
展示会に行ってみたいスキー場関係者の方がいらっしゃりましたら、声かけてください。
一緒に行くことも可能です。